「食で健康になる。」
命の源である食べ物や水に関する理解を深め留意することは、健康な毎日につながり、人は健康であるからこそ人生の目標や目的を見つけ、活き活きと豊かな毎日を過ごせるのだと思います。そして、それらの食と健康に関する知識は、自分だけでなく家族や友人、会社の仲間、世の中の人々にも広げて行くことができ、それは即ち、人を幸せにする力にもなります。
日本食品薬化は創業以来、「食」と正しく向き合うこと、そして、後世に「食のあり方」について正しく伝えることを目的に、健全な食生活の実現を目指して取り組んでまいりました。
安心安全な食を実現するための研究と分析は、非常に裾野の広い活動です。それは、私たちが口にするすべての食べものが生きものであるからです。植物や動物が育った環境、すなわち空気、水、土壌などが、その成分に大きな影響を与えます。これらは、環境問題や地球全体に絡んだ問題など、多種多様な分野へと広がっていきます。
また、食に関する研究や分析と同様に、「食育」の普及、推進を重要な取り組みとして位置付けています。今日、子どもたちに必要な教育要素として、知育・体育・徳育の次に「食育」が4つめの大事な分野だという認識が深まっています。当社では、まだ現在のように「食育」という言葉が浸透していなかった1998年より、食と健康の情報サイト「食育大事典」を運営してまいりました。このウェブサイトは、管理栄養士監修の健康レシピ、食や健康に関する様々な情報のほか、日本の伝統や食文化を守る人々に様々な角度から語っていただき、お伝えしています。「食育」とは、単に食事の教育ではなく、人としての生き方や心を伝えていくことなのかも知れません。食に留まらず、今日の文化を築き上げてきた先人の知識や知恵を学ぶことが心身の健康に繋がり、豊かな人生の礎になるのだと考えています。
食は命です。当社は、地球環境のために、何より子どもたちの未来のために、食を中心とした研究と食育の普及、推進事業を拡充し、「食で健康になる。」を目指して邁進してまいります。
代表取締役 片山 源治郎
代表プロフィール
株式会社日本食品薬化を平成元年9月に設立。医療・健康、地方再生、システム開発、エンターテインメント、金融など多岐にわたる事業領域にて国内外に数十社の企業を設立し、様々な事業を展開。また、数万社の企業を創出した実績をもとに、2019年より東京富士大学経営学部 客員教授として、学問と実業の融合を探求し、未来を背負う学生の育成にも力を入れている。2021年、紺綬褒章受章。
その他の設立企業
株式会社ベネシード/株式会社ジャスビコ/株式会社デジタル・スタンダード 等数十社
主な現兼職
一般社団法人社会実学研究所 理事長/株式会社国際危機管理機構特別顧問/東京富士大学経営学部 客員教授/国際ブラックカラント協会(IBA) 生涯名誉会員
著書
『「今、ここ」を生きる』(方丈社)